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中国クリーン政治10大ニュースで中央改革が1位
2004年 1月 2日9:23 / 提供:

『中新網』付報道によると、『検察日報』は中国のクリーン政治に関する10大ニュースを発表。2003年3月に中央政府が発表した一連の指導体制改革がトップニュースとなった。

 中央政府が発表した「会議及び指導幹部同志のメディア報道におけるさらなる改善に関する意見」「中央政治局同志の出国訪問に関する規定」はそれぞれ、会議の運営方式、指導幹部らのメディア上における発言に関する問題、海外訪問における人員削減に効果を発揮したとされる。「指導幹部は国民に尽くし、実務を尊び、クリーン政治の実践を実現した」として好評を得た。  

 2位は、中共中央紀律検査委員会が今後5年腐敗防止を目標とする決定を下したというニュース。3位は中国が腐敗防止国連条約に署名したというニュースとなっている。4位は共産党内の巡視制度確立というニュースで、内外の政治腐敗の防止に関する政策や措置が、大きく進展した1年を実感させるニュースが上位に入った形となった。  

 5位以下は汚職官僚の逮捕、新型肺炎SARS防止の失策、教育部門などでの職権濫用といった、マイナス面の強いニュースが並んだ。