陳竺衛生相はこのほど、最近頻発している食品安全事故に対して、記者のインタビューに対し、「衛生省は全国をカバーする食品安全リスク監視網を構築している」と述べた。

　陳竺衛生相は「リスクの監視や評価制度は食品安全法で確立された重要な制度である。中国では、食品安全リスクを監視するシステムが基本的に構築されていて、国家食品安全リスク監視計画はこれまで2年連続で実施された。現在、全国すべての省で、化学汚染物と食品中の違法添加物、食品媒介の病原性微生物に対する監視ステーションが合わせて1196ヵ所設立されている。これまでに、一連の食品安全リスク評価プロジェクトを実施し、メラミンやダイオキシン汚染などの基本的なリスク評価を終了した」と話した。