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国務院が甬温高速鉄道追突事故の54名の責任者を処分
2011年 12月 29日11:01 / 提供:
28日、国務院が7・23甬温高速鉄道事故の調査報告を聴取

 国務院はこのほど、7月23日に起きた甬温高速鉄道(浙江省寧波〜温州)に関する調査報告を意見付きで返答した。調査によって、「7・23」甬温高速鉄道事故は指令センターの設備に設計上の重大な欠陥があり、厳格な設備導入検査が行われなかったこと、落雷によって設備が故障した後の応急措置が不十分だったことなどによって招いた責任事故であると確認した。

 鉄道部の劉志軍元部長、陸東福副部長、何華武総エンジニア、張曙光前次席チーフエンジニア・運輸局長など54名の事故責任者は厳しく処分された。犯罪の疑いのある責任者については、司法機関が法律に従って、独立調査を行っている。

 同事故では、死亡者が40人、負傷者が172人であり、列車運営停止が32時間35分になり、直接な経済損失が19371.65万元だ。

(編集:曹 俊)

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