高速鉄道事故調査の一部報道を否定 国務院調査副班長
2011年 11月 24日15:39 / 提供:新華網日本語
【新華社北京11月23日】今年7月に浙江省温州で起きた高速鉄道事故の調査状況に関する一部メディアの報道について、国務院事故調査班専門家班の王夢恕副班長は21日、記者と電話で話したことは個人的見解で、メディアの報道内容はそれとは異なっているとし、次のように述べた。
▽20日夜、記者から電話を受けた。記者は電話で事故調査の状況を尋ね、調査報告をなぜ発表しないのかを聞いた。私は、あわてなくても調査班は正確かつ全面的に調査の結論を発表すると答えた。
▽仕事が忙しく、事故調査のすべてに参加できず、調査の全体的状況、特に最終的結論と調査報告が上級部署に報告されたか否かについて把握していない。記者との電話での話しは調査班、専門家班から権限を受けたものではなく、内容は個人的見解にすぎず、専門家班、事故調査班の意見ではない。
▽メディアの報道とネット上の情報を見て驚き、不安を感じた。報道内容が私の個人的見解と異なり、事実でないからだ。
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