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大陸居住の香港マカオ台湾住民と外国籍者 100万人超
2011年 5月 2日12:33 / 提供:新華網日本語=中国通信社

  【新華社北京5月2日】昨年11月実施された中国の人口センサスのデータで大陸(本土)に居住する香港マカオ台湾住民と外国籍者が100万人を超えていることが明らかになった。  

  今回の第6回全国人口センサスで初めて大陸に居住する香港マカオ台湾住民と外国籍者が調査対象となった。調査で大陸に居住する香港マカオ台湾住民と外国籍者102万145人が登録を受けた。  

  国連の「人口の国際移動をセンサスの中核的問題の一つとする」提案に基づき、今回初めてこれらの人々を調査対象に加えた。調査基準時点(昨年11月1日午前零時)で大陸での居住が3カ月以上または3カ月以上になることが確定している香港マカオ台湾住民と外国籍者を調査対象とし、出張や観光による短期滞在者は含めていない。  

  国家統計局は29日、今回の人口センサスで調査登録を受けた香港マカオ台湾住民と外国籍者のデータを発表した。それによると、香港特別行政区住民は23万4829人、マカオ特別行政区住民は2万1201人、台湾地区住民は17万283人、外国籍者は59万3832人。  

  大陸居住の目的別ではビジネスが20万4962人、就業が20万1955人、学習が20万2482人、定住が18万6648人、親族訪問が10万113人、その他が12万3985人となっている。  

  これらの人のうち居住期間3カ月未満が10万3754人、3カ月以上半年未満が9万78人、半年以上1年未満が14万3210人、1年以上2年未満が18万3001人、2年以上5年未満が24万9668人、5年以上が25万434人。  

  居住地別人数の上位10は広東、上海、北京、江蘇、福建、雲南、浙江、山東、遼寧、広西。  

  国籍別人数の上位10は韓国、米国、日本、ミャンマー、ベトナム、カナダ、フランス、インド、ドイツ、オーストラリアとなっている。

(新華網日本語=中国通信社)

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