Home > ニュース > 中国  > 中国で99頭目の人工飼育華南虎が初のお目見え
中国で99頭目の人工飼育華南虎が初のお目見え
2011年 1月 31日11:10 / 提供:

  鳥の骨を噛んでいる子虎

  「広州日報」の報道によると、2010年10月21日に中国で99頭目の人口飼育サウスチャイナタイガーが韶関で生まれた。現在、この子虎は誕生百日目に、粤北華南虎訓養繁殖センターが28日、市民向けにお目見えさせ、初登場となった。これは、研究センターの子虎授乳飼育実験が完璧に成功したことを示したものだ。

  お目見えでは、可愛い子虎は人間の子どものようにいたずらしたりし、一刻も静かにしておらず、檻の中をうろうろ回っていた。時々、好奇の目で檻の外の人込みを眺め、両足で立って人と見合った。

  解説によると、この子虎は生まれた直後、韶関は冬を迎えたため、研究員は特別「育幼房」を設置し、木製の床を作って地上の寒さから子虎を保護した。毎日、研究員はバランスのある養分を提供する食物を子虎に与え、野性味のある元気な姿を見せた。

  この子虎の両親は、2008年に粤北華南虎訓養繁殖センターが、繁殖研究のために福建梅花山から導入し、雄虎の名前は「王子」、雌虎の名前は「王女」だという。

  粤北華南虎省級自然保護区の技術者の李石洲氏によると、春節期間の気温が10℃前後ならば、市民たちは虎山の周りの近距離で子虎を見物できるという。

  春節の後、研究センターは子虎の命名式を行う予定だという。

(実習編集:郭炎君)

関連記事