新疆地域での医療問題を改善するため、中国はこれから５年間で新疆ウイグル自治区に医療衛生施設を７００ヶ所建設する方針で、総投資額は８億３０００万元（約１１６億円）に上るということです。

　新華社通信によると、医療衛生施設は、精神科や心理カウンセラーを中心とした精神衛生センター、県クラスの医療機関、郷・鎮クラスの衛生院及び村クラスの診療室などの種類があるということです。年内に、建設目標の３分の１を完成させる予定です。

　また、今年から医療関係者の待遇改善を図り、医師向けの手当金を毎月３００元（約４２００円）ほど上げることになっています。