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来年の経済を内需の拡大へ=中央経済活動会議閉幕
2009年 12月 8日12:56 / 提供:
特に住民の消費拡大を重点に

 中央経済活動会議が7日、北京で閉幕した。会議では、胡錦涛国家主席、温家宝首相がそれぞれ談話を発表し、「マクロ経済政策の連続性と安定性を維持しながら、積極的な財政政策と適度な通貨緩和政策を継続させる」と明らかにした。

 会議では「来年の経済活動の重点は発展方式の転換にあり、発展させながら見直していく。内需の拡大、特に住民の消費拡大を重点に都市化プロセスを推し進め、産業構造を健全化し、経済構造の調整を図っていく。さらに、条件を満たした農村出身者が都市部で就業する際の問題を解決し、中小都市の戸籍制限を緩和していく」とした。

 また、会議は、「来年の経済活動の全体的な要求は、積極的な財政政策と適度な通貨緩和政策を継続させること。経済成長の質と効率をよりアップさせ、経済発展方式の転換と経済構成の調整に、より力を入れ、改革開放と自主的な革新を推し進め、経済成長の活力と原動力を増強させること。民生の改善や、社会の安定を重視し、経済の安定し、かつ迅速な発展を実現することだ」とした。

(編集:章坤良 写真:東方ネット)

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