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中米、貿易・知的財産権の保護など多項目で合意
2009年 10月 30日17:35 / 提供:
合意に達したことを祝う中米の官員

 第20回中米商業貿易連合委員会が29日、杭州で開かれた。中国国務院の王岐山副首相、米商務省のゲイリー・フェイ・ロック長官、米通商代表部のカーク代表が共同で会議を主宰した。

 同会議で両国は貿易保護主義の反対、エネルギー協力の強化、環境保全、観光、農業などの分野における経済貿易問題で合意に達した。両国は、貿易・投資における保護主義に共同で反対し、G20サミットで達した合意を遵守すべきと表明し、米国の対中国貿易輸入超過についての措置は中国からの輸入を制限するものではなく、二国間貿易のバランスをとるためとの一致した見解を示した。

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挨拶する中国国務院の王岐山副首相 

 両国は中国のWTO政府調達協定への加盟の話し合いを進め、知的財産権の保護業務を強化し、図書館やインターネットの著作権侵害行為を厳しく取り締まると表明。

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挨拶する米商務省のゲイリー・フェイ・ロック長官

 今会議で、中米双方は『両国間の投資促進のための意向覚書』と『ハイテク技術と戦略的貿易の協力拡大に関する中米双方の行動計画』など11の経済協力文書に調印した。

(編集:章坤良 写真:新華社)