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中日韓首脳会議で6カ国協議など合意、「東アジア共同体」の構築を模索
2009年 10月 10日17:55 / 提供:
10日北京の人民大会堂で開かれた中日韓首脳会議

 10日北京の人民大会堂で開かれた中日韓首脳会議で、北東アジア地域の情勢、朝鮮半島非核化、6カ国協議などの問題について真剣に議論し、共通認識に達した。新華社が伝えた。

 中国の温家宝首相によると、中日韓は北東アジアの国であると同時に、6カ国協議の参加国でもある。そのため、北東アジアの長期的な平和と安定、朝鮮半島非核化の実現は、3カ国がともに関心を寄せている重要な問題である。今回の中日韓首脳会議で、3カ国は対話と協商を通して、問題を平和的に解決するべきとの見解で一致している。われわれは建設的な努力を続け、6カ国協議再開を早期に実現し、北東アジア地域の長期的な平和と安定に貢献していきたいとしている。

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握手する中日韓首脳

 アナリストたちは、地域関係が絶えず改善されている背景下で、各方面は今回の3カ国首脳会議で地域協力の促進において大きな進展が得られることを期待していると見ている。「東アジア共同体」といった新しい協力メカニズムの構築を模索することを通じて、中日韓のアジア三大経済体は遠からず将来に、より緊密な地域経済同盟を結ぶ可能性が出てきた。

(編集:章坤良 写真:中新社) 

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