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中国大陸と台湾各界、ダライ・ラマの訪台を非難
2009年 8月 28日10:42 / 提供:

 中国国務院台湾事務弁公室の報道官は27日、馬英九氏がチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の台湾訪問を承認したことを受け、「宗教の旗の下に国家分裂活動を進めているダライ・ラマの台湾訪問に断固反対する」とした声明を出した。

 同報道官はさらに「大陸各界が援助の手をさしだし、台風の被害を受けた台湾の被災地に援助を提供しているときに、民進党の一部勢力はダライ・ラマの訪台を企てた。はっきりしているのはこの訪問要請の目的が救済というものではなく、海峡両岸関係の得難い良好な状態の破壊にあるということだ。このあくどい狙いは必ず海峡両岸の人々からの反対にあうだろう」と非難した。

 一方、台湾南部にある7つの民進党が執政する県などの首長が、ダライ・ラマの訪台を要請し、台湾当局がこれを許可したが、これは台湾各界から激しい批判を招いた。  

 各界の有識者は、台湾南部がひどい自然災害を受け、救助と再建活動が行われているときに、民進党は海峡両岸関係を脅かす挙に出たが、これはその政治操作を通じての企みを露にした」と非難した。

(編集:章坤良) 

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