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中国テレビ市場、東芝と三洋の業績が悪化
2009年 5月 1日9:43 / 提供:

 国際経済の低迷と中国産カラーテレビの値下げを受けて、東芝や三洋など外資のカラーテレビの売り上げは今年第1四半期(1-3月)、大きく低下し、市場撤退を迫られるほどに悪化した。「北京晩報」が伝えた。

 「蘇寧」や「大中」などの家電チェーンの第1四半期販売統計によると、昨年上半期には北京カラーテレビ市場のトップ3に名を連ねていた東芝は今季、14位にまで転落した。東芝のカラーテレビの売り上げは、中国カラーテレビの大手3社(「創維」「海信」「TCL」)のいずれと比べても20%程度にとどまった。  

 創維北京分公司の潘志峰・総経理は、「外資のカラーテレビ大手は産業チェーンが長く、各所に多額の投資をしている。そのため、世界経済危機によるダメージも大きくなった」との見方を示した。  

「人民網日本語版」