28日、全国人民代表大会常務委員会で、「食品安全法案」が採択された。この法案によると、国務院に食品安全委員会を設置し、協議機構として食品安全の監督と管理作業を指導する。

　法案は、また去年起きた三鹿粉ミルク事件で明るみになった添加剤への監督不足問題をめぐって、修正条項も入れた。これによると、企業が新しい原材料を食品添加剤として使用する前に、国務院衛生行政部門に、安全性を評価する申請書を提出しなければならないようになる。

　このほか、全国統一の食品安全規準も制定される。

（中国国際放送局・日本語放送）