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国務院、食品安全委員会を設立
2009年 2月 27日8:29 / 提供:

新華社北京特電 

 全国人民代表大会常務委員会が25日、第4回審議を行っている食品安全法草案は関連規定を増設、国務院傘下に食品安全委員会を設立することを明確にし、関係部門への協調、指導をさらに強化するところにねらいがある。  

 国務院は食品安全委員会を設立、工作職責を規定する。  

 関係主管部門は各自の職責に応じ、法に基づき職権を行使、食品安全を監督管理し、具体的監督管理責任を強化した。  

 08年10月、第11期全国人民代表大会常務委員会第5回会議は食品安全法草案に対し第3回審議を行った。当面の監督管理体制をもとに国務院が食品安全委員会を設置、関係監督管理部門への協調と指導をさらに強化すべきだという提案が打ち出された。  

 国務院は審議意見に応じ、食品安全監督管理体制、食品安全全過程監督管理といった問題をめぐり研究論証を繰り広げ、第11期全国人民代表大会常務委員会第6回会議に提出する計画を見合わせ、今回の常務委員会会議で審議されることとなった。  

 国務院により設置される食品安全委員会はハイレベルの議事協調機構として食品安全監督管理作業に協調と指導を与える。