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三鹿「問題粉ミルク」真相究明 原材料乳にメラニン混入
2008年 9月 13日14:03 / 提供:

 河北省石家庄市政府が12日、初歩的調査による認証が発表した。石家庄三鹿集団株式有限会社が生産した乳児「問題粉ミルク」は、不法分子が原材料に有害物質メラニンを混入したと見られるという。

 メラニンは一種の化工原料で、添加剤として、原乳を水に入れた後も購入認定に合格できるという。このため不法分子が乳を量産して利益を得るために混入したのではないかと見られる。

 12日朝までに、石家庄警察は78人の容疑者を事情聴取した。現在、さらに捜査を進めている。

 今年3月から、三鹿集団には次々と消費者からのクレームがあり、乳児が粉ミルクを飲んで尿液変色、結石などの症状があったという。6月中旬以降、三鹿集団は赤ちゃんが腎結石症状で診察を受けているという情報を得た。

 10日までに、三鹿集団は問題の粉ミルク2176トンを出荷停止にし、粉ミルク8210トンを回収し、約700トンの粉ミルクもさまざまな方法で緊急回収中である。そして、8月5日以降に生産した商品を検査したところ、有害物質メラニンは検出されていない。

 石家庄市副市長の超新朝氏は、石家庄市は次の段階を緊急配備し、代価に関係なしに患者を救い、市場に流通した問題の粉ミルクを全部回収すると言明した。                           

(編集:兪静斐)