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王毅外相の文章、『求是』に掲載
2015年 1月 4日16:01 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 中国の王毅外相の文章、「新たな1ページを記し、新たな道のりを開く~中国外交の布石」が、中国共産党の雑誌『求是』2015年1号に掲載されました。王毅外相は文章の中で、「2014年は中国外交が全面的に推進された年であり、2015年は世界の平和と発展プロセスで、重要な意義がある年になるだろう」と指摘しています。

 文章は「2014年は中国外交が全面的に推進された年だった。習近平氏を総書記とする党中央の指導の下で、中華民族の偉大な復興という『中国の夢』を実現するため、有利な外部環境を作り出すことや、国際問題と地域問題において責任のある大国の役割を果たすことに、更なる努力を重ねた」としています。

 そして文章では、「2015年は世界の平和と発展プロセスにおいて、重要な意義がある年になるだろう。各国は世界反ファシズム戦争勝利70周年を共同で記念し、また、ポスト2015年開発アジェンダを共同で策定する。平和と発展は各国が注目する2つの議題になり、中国外交でも1年を通じ貫く2つの課題になる。われわれは、中国の特色ある大国の外交理念を着実に実行し、『中国の夢』が世界から、理解と支持を得られるよう、協力共栄を核心とする新しい形の国際関係を構築し、世界の平和と発展を維持していく。『一帯一路』(シルクロード経済帯と21世紀の海上シルクロード)の構築を持続的に推進し、『2つの100年』の目標(中国共産党創立100年を迎える2021年までにGDPと都市住民の1人当たり所得を2010年の倍にし、小康社会を全面的に完成させる。建国100年にあたる2049年までに現代化を実現し、富裕で民主的文明を持つ社会主義国家を建設する)を実現するため、強力な保障を提供し、世界の平和と発展に新たな貢献をつくり出していく」としています。

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