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李克強総理、第13回上海協力機構加盟国首脳理事会に出席
2014年 12月 17日9:18 / 提供:新華網日本語

  【新華社アスタナ12月16日】国務院の李克強総理は現地時間の15日午後、アスタナで第13回上海協力機構(SCO)加盟国首脳理事会に出席し、会議に参加した各国の指導者とSCOにおける実務協力の一層の深化について踏み込んで意見交換した。

  李克強総理は、今年9月のドゥシャンベサミットで、習近平主席は他のSCOの加盟国指導者と当組織の実務協力推進について多くの重要な政策を提起している。現在の世界情勢は複雑に入り込み、異なる経済体の動きは分裂し、一部の地域では不安定な状況がエスカレートしている。チャンスを掴み、挑戦に対処するには、我々は安全、経済的、人文の三大分野での協力を更に強化する必要がある。

  一つは地域の安全と安定の障壁を築くこと。中国は地域の平和、安定と発展を揺るぎなく守り、平和発展の道を揺るぎなく進み、各国と団結·協力して、世界の繁栄と安定を促進してゆけるよう望んでいる。

  二つは地域協力の新たな注目点を作り出すこと。SCOの加盟国はいずれも発展の肝心な時期にあり、各当事者の協力は正に自然資源や一次産品貿易から装備製造業、産業園区などの分野での深い協力まで開拓している。中国はインフラ建設の経験が豊富で、装備製造の能力が強く、製品の価格性能比が高くて、すでにカザフスタンとエネルギー生産の協力展開についてコンセンサスに達している。またSCOのの各当事者と類似の協力を展開し、互恵協力や地域の共同発展を促進できるよう望んでいる。中国側は各当事者と貿易と投資の円滑化を共同で促進し、シルクロード経済ベルトの建設を協議·推進し、加盟国における多国間の経済貿易協力要綱を着実に実行して、貿易と投資の障壁を減らし、市場参入を拡大し、通関効率を向上させて、商品、技術、情報、人員往来を切実によりスムーズにさせることができるよう願っている。「シルクロード基金」の役割をより上手く発揮し、SCO開発銀行の組織·設立プロセスを妥当に推進して、当地域のために長期安定的な融資プラットフォームを構築できるよう希望する。


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