中国側は米国の台湾への武器売却に断固反対 中国外交部
2014年 12月 9日9:36 / 提供:新華網日本語
【新華社北京12月9日】中国外交部の洪磊報道官は8日の定例記者会見で、米国の台湾への武器売却は約束に背くもので、中国側はこれに断固反対し、すでに米国側に厳正な交渉を申し入れたと表明した。
報道によると、米議会上院がこのごろ、対外に海軍の軍艦を譲る法案を審議・通過し、米国の大統領に売却の方式で台湾に「ペリー級」ミサイルフリゲート(米海軍の水上戦闘艦)を譲ることを授権した。
洪磊報道官は次のように述べた。米国の台湾への武器売却は、米国側自身が中米の三つの共同コミュニケ、特に「八·一七」コミュニケにおける明確的な約束に背くことになり、中国の内政を干渉する。中国側はこれに対し断固として反対し、米国側に厳正な交渉を申し入れた。
洪磊報道官は、「われわれは米国議会に関連法案の推進を止めるよう促し、また、中米関係を損なわないために、米国当局に効果的な措置を講じてこの法案の採択を阻止するよう促したい。」と述べた。
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