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李克強総理:インターネットの共有・共治を促進し 大衆の起業と万民の革新を推進すると強調
2014年 11月 22日9:29 / 提供:

 【新華社杭州11月21日】中国国務院の李克強総理は20日午後、杭州で第一回ワールド・インターネット・カンファレンス(WIC)に出席した国内外の代表らと会見し、また彼らと座談した。

 トムソン・ロイターグループのCEOスミス氏、クアルコムのCEOジェイコブス氏、インターネットのドメイン名やIPアドレスを管理する国際的な調整組織(ICANN)のCEOファディ氏、リンクトインの創始者ホフマン氏、アリババ取締役局会長の馬雲氏、新浪の曹国偉会長、中国インターネット協会の鄔賀銓理事長、台湾のWant Want China Times【Want・Want・China・Times】メディアグループの総裁、蔡绍中氏が、WICに参加した70余名の国内外の代表を代表して発言した。李克強総理は皆さんの発言に真剣に耳を傾け、彼らと相互交流を行った。

 李克強総理は次のように表明した。第一回WICは「相互接続 共に享受共に管理」をテーマとしており、これ自体が開放、協力やウィンウィンを体現している。インターネットは人類の最も偉大な発明の一つで、人類世界の空間軸や時間軸、思想次元を変えた。中国がインターネットに繋がって20年以来、すでに世界のインターネット大国にまで発展し、一つの巨大市場を育ててきただけでなく、新技術、新製品、新業態、新モデルも生み出し、数千万の雇用や起業の持ち場を創り出し、多くの人、特に若者や大学生がこれにより事業の夢、人生の夢を実現させた。

 李克強総理は次のように指摘した。インターネットは大衆が創業し、万民が革新した新しいツールだ。「手元にパソコンがあり」、「オンライン」にしておき、「パソコン+大脳」の融合を実現さえすれば、「ハッカー (hacker)」 、「クラウドファンディング(crowd funding)」、 「クラウドソーソング(crowdsourcing)」などの方式を通して大量の知識情報を獲得し、多くのベンチャーキャピタル投資とドッキングして、無限な創意創造を起爆させることが可能だ。インターネットは政府の施政の新たなプラットフォームでもある。電子政務システムを通して、オンラインサービスを実現し、権力の運営が秩序的、有効的に、「跡を残す」ことをやり遂げ、政府と民衆の意思疎通と連携を促進し、政府がさまざまな事件や問題へ対応する際のインテリジェント化のレベルを向上させることができる。インターネットによる突破は科学技術の革命でもあり、公平を保障する社会変革でもある。出身がどうであろうか、財産の多寡、教育レベルの高い低いに関係なく、誰もがインターネットを通じて、世界を理解する一つの窓口が得られ、市場へ向かう階段が得られるチャンスがある。