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決意、誠実、自信をもって両岸関係の平和発展を推進し続ける
2014年 11月 14日16:59 / 提供:

 【新華社北京11月14日】国務院台湾事務弁公室の張志軍主任は12日、台湾側大陸委員会の王郁琦主任委員と面会し、当面の両岸関係情勢や両岸関係発展を推進する関連問題について意見交換し、多くの共通認識を達成した。数日前、習近平総書記が台湾両岸共同市場基金会の萧万長名誉会長と会見した際の談話を思い起こし、我々は、両岸関係の平和発展推進のプロセスの中で、必ず両岸同胞が責任を負い、中華民族に対し責任を担う態度に基づいて、決意をしっかりと抱き、誠実を守り、自信を強めねばならないと、深く受け止めている。

  両岸関係が平和発展の軌道に進み入ってすでに6年余りになるが、その勢いは良好で、すばらしい成果が得られた。獲得するのが容易ではない貴重な成果に対し、両岸双方は一層大切にせねばならない。正しい道に沿ってまい進し続けることに対し、両岸双方は堅固で揺るきないべきだ。

  両岸関係の非凡な過程を振り返ると、隔絶、対峙を打ち破り、交流・付き合いを回復するにしてもも、協議・交渉を再開し、新しい局面を開くにしても、いずれも充分な歴史の責任感のある決意の体現だということが分かる。両岸関係の平和発展のプロセスの中で、困難や抵抗を含んだ新たな状況に遭うのは免れがたいことで、これには双方が 青山(せいざん)に咬定(こうてい)して放松(ほうまつ)せず(立てた志をしっかりと定着させる)、勇敢に担い、困難を克服して前進することが一層必要なのだ。

  誠実に向き合い、互いに信頼し合うことだけが、両岸関係の平和発展における大勢を確保することができる。誠実に対話し、互いに尊重し合うことだけが、ようやく食い違いを適切に処理し、手を携えて向き合って進むことができる。また誠意ある交流、打ち解けた親近感のあるだけが、両岸同胞の心の一致を実現することができる。

  大陸側の誠意は誰の目にも明らかだ。ひとつの中国の枠組みの下で台湾側と両岸政治の食い違い問題について平等的に協議することを提起しても、互いの発展の道や社会制度に対する選択を尊重することを主張しても、および心から誠実に台湾同胞に対応し、各当事者の意見を真剣に聞き取るのを望む態度を表明しても、いずれも善意と包容の心持ちを充分に示している。

  歴史は我々にもと来た道を歩むことはできず、時代も前進の足取りを止めることはできないと教えている。両岸の隔絶された歳月が「万山不許一溪奔,攔得溪声日夜喧(流れの激しい小川は連なる山々に遮られ、流れの音が昼も夜も騒がしく響いている)」というような日々はすでに過ぎ去ってしまい、両岸双方と多くの同胞は遠大な見識を持ち、手堅く着実に、共通認識を凝集させ、難題を解決し、両岸関係の平和発展を推進し続けるべきで、「到得前頭山脚尽,堂堂溪水出前村(山のふもとの果てを出ると、小川は自由自在に前の村まで盛んに流れてゆく)」というような素晴らしい絵巻を描き出すだろう。

(新華網日本語)

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