【新華社北京11月10日】中国外交部の劉振民副部長は6日、李克強総理の今月のミャンマー訪問中、双方が若干の協力文書を締結させる見込みで、中国は二国間の協力に対し十分な自信を持っていると述べた。
外交部は同日、李克強総理が東アジア協力に向けた一連の指導者会議に出席し、またミャンマーを訪問することに対して国内外のメディア向けブリーフィングを行い、劉振民副部長が記者の質問に答える際に上述のことを表明した。
アセアン(ASEAN)の議長当番国であるミャンマー連邦共和国の呉登盛(テイン·セイン)大統領の招待に応じ、李克強総理は11月12日から14日にかけて、ミャンマーのネピドー(Naypyidaw)で行われる第17回中国-ASEAN(東南アジア諸国連合)(10+1)首脳会議、第17回ASEAN及び中日韓(10+3)首脳会議および第9回東アジア首脳会議(EAS)に出席し、またミャンマーを正式に訪問する。
劉振民副部長は、次のように表明した。李克強総理の今回の訪問は、中国の新政府発足以来、中国の国務院総理による初のミャンマー訪問にあたる。両国の指導者は新しい情勢の下、中国·ミャンマーの全面的戦略パートナーシップの深化について踏み込んで意見交換し、相互接続、農業、電力、金融などの分野の協力が新たな成果を獲得するよう推進してゆく。
劉振民副部長は、次のように述べた。中国·ミャンマーは友好的な隣国として、全面的且つ緊密な協力を行ってきた。これまでの数年間に双方は天然ガス、石油パイプラインなどのビッグプロジェクトを実施しており、相互接続がその新しい潜在的な協力分野で、同時に両国の企業が電力方面でも幅広い協力を展開して、中国企業もチャウピュー港の開発プロジェクトに入札している。
商務部の童道驰部長補佐は、次のように述べた。中国側の投資が中国·ミャンマーのガスパイプライン、Tagaung Taung(達貢)ニッケル鉱山など一部の重大な協力プロジェクトを完成させ、当地の経済社会の発展を促進するため積極的な貢献を行った。李克強総理の今月のミャンマー訪問中、双方は一連の経済貿易協力文書を締結し、両国の経済貿易関係が新たな段階に進むのを推進する見通しだ。
- 王毅外交部長と高虎城商務部長が記者会見を行う
- 王毅外交部長:日本側は真剣に対応し、切実に遵守し、実施に移すよう望んでいる
- 外交部が李克強総理の東アジア協力に向けた一連の指導者会議への出席、ミャンマー訪問について中外メディアブリーフィングを開催
- 中国外交部の秦剛報道官がAPEC閣僚級会議期間中に中日両国の部長会合の手配について記者の質問を答え
- 中国外交部の秦剛報道官が日本メディアが中日両国の指導者がAPEC会議期間中に会見することに一致したと称したことについて記者の質問に答え
- 中国外交部、中国は各国と高速鉄道分野での協力強化を希望
- 中国外交部、パキスタン爆発事件を強く非難
- 王毅外交部長、ポデスタ米大統領顧問と会見
- 王毅外交部長、ポデスタ米大統領顧問と会見 アフガン問題で協力強化希望
- 王毅外交部長 習近平国家主席のAPEC第22回非公式首脳会議に出席することを紹介