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習近平主席、ボアオ・アジアフォーラム理事会代表と会見
2014年 10月 30日16:59 / 提供:新華網日本語

 

 【新華社北京10月30日】北京習近平国家主席は29日、人民大会堂でボアオ・アジアフォーラム理事会業務会議の代表らと会見した。

  習近平主席は会議の成功裏に開催したのを祝いし、客人らに中国の発展態勢とアジアの発展の見通しに対する見方を紹介し、ボアオ・アジアフォーラムが国内外の交流・協力やアジアの発展と繁栄の促進に積極的な貢献を行えるよう希望した。

  習近平主席は次のように指摘した。中国の発展はアジアの運命と緊密に関係する。アジア諸国の協力の道は広く、発展の見通しは明るい。アジア諸国は共に自ら努力し励むことを堅持し、互恵的に協力し、寛容且つ開放して、共同で発展と繁栄を実現させる。中国は揺るぎなく平和発展の道を進み、『親・誠・恵・容』(親しくすること、誠実に付き合うこと、互恵を目指すこと、寛容な姿勢を貫くこと)の周辺外交理念を実践し、開放的な地域主義を励行してゆく。私がシルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロードの建設の提案を提起する目的は、沿線地域の経済一体化の新構造を共同で作り出すことだ。絶えまなく発展する中国は、きっとアジアの発展のためにより大きな貢献を作り出してゆくだろう。習近平主席は、ボアオ・アジアフォーラムはアジアのコンセンサスの凝聚、アジア発展の促進、アジアの影響力向上の方面において独特で重要な役割を発揮している。中国政府はそれを非常に重視し引き続きフォーラムの発展を支援してゆくと指摘している。

  ボアオ・アジアフォーラムの福田康夫理事長、ラファラン理事、ホーク相談役、テレシチェンコ相談役、李在鎔(イ・ジェヨン)理事、Katyrin理事などが相前後して発言した。彼らは、このように表明している。中国には明るい未来があり、アジアは広い前途をもっている。中国はアジア発展のエンジンで、世界平和のスタビライザーだ。習近平主席による「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」建設の提起は各国の共同発展の促進にとってその意義が重大で、中国の発展はアジアと世界にとってはチャンスだといえる。フォーラムは中国政府の多大な支援に感謝し、中国の改革開放とアジアの発展・繁栄のために建議・献策し続け、中国やアジア、世界の相互理解と融合の増進のためにより大きな役割を果たしてゆきたい。福田康夫理事長はボアオ・アジアフォーラム理事会を代表し、習近平主席をフォーラムの来年の年会出席に招待し、習近平主席は愉快快くその招待を受け入れたという。

 

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