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張高麗副首相、APEC期間中の大気の質確保を指示
2014年 10月 25日9:29 / 提供:

  中国共産党中央政治局の常務委員でもある国務院の張高麗副首相が24日、北京で開かれた北京・天津・河北及び周辺地域大気汚染の予防と提携チーム第3回会議に出席し、談話を発表しました。張副首相はその中で、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の非公式首脳会議期間中の大気の質の保障、そして、今冬と来春にかけての地域の大気汚染の予防と対策は目下の大気対策の重点中の重点課題で、それに向けてしっかりとした成果を生み出さなければならないと指示しました。

 APEC会議開催期間中はちょうど季節の変わり目となり、北方地区では石炭による暖を取る季節にも入り、深刻な汚染が発生する確率が高い時期でもあります。これを受け、張副首相は、関連する6つの省・自治区・直轄市の環境当局の責任者の報告を聴取した上、計画の実施の大事さを強調しました。また、「電力、冶金、建材、石油化学、コークスなどの産業の生産停止と生産制限により、汚染物の排出を減らすこと。建築現場の工事の停止による塵埃の発生を抑止すること。自動車への管理を強化し、公共交通の利用を高めるよう確保すること」などにより、しっかりとした成果を生み出すよう強調しました。

 (中国国際放送局)

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