中国外交部報道官 米軍のミサイル早期警戒レーダー日本配備を批判
2014年 10月 24日10:29 / 提供:新華網日本語
【新華社北京10月24日】中国外交部の華春瑩報道官は23日に米軍の弾道ミサイル発射の早期警戒レーダー日本配備について質問に答える時、一部の国がアジア太平洋地域で弾道ミサイル発射のシステム配備を進め、一方の安全をはかることは地域の戦略的安定と相互信頼に不利だと示した。
報道によると、米軍が先日京都府にある米軍の経ケ岬通信所にミサイル防衛用の早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」を搬入し、同レーダーは年内に本格運用が始まる見通しだ。 華春瑩報道官は当日の定例記者会見で質問に答えるとき次のように述べた。一方の安全をはかることは地域の戦略的安定と相互信頼に不利益で、東北アジアの平和と安定も不利だ。特に現在地区形勢が複雑で敏感である背景の下に、その行動が更に人に懸念させる。
華春瑩報道官はまた次のように述べた。中国側は関係国が地域の平和·安定の大局から考え、政治外交の手段を通じて地域の安全を維持し、それを口実として他国の安全利益を損害してはいけないと考えている。
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