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中国外交部報道官 日本側「慰安婦」強制連行を否認する言論を厳しく責める
2014年 10月 23日10:59 / 提供:新華網日本語

 【新華社北京10月23日】日本内閣の菅義偉官房長官が先日「河野談話」否認の言論を発表したことに対して、中国外交部の華春瑩報道官は22日に、「慰安婦」を強制連行したことが日本軍国主義が第二次世界大戦中にアジアなど被害国の国民に対して犯した人道に反する罪であり、証拠が確実で山のように動かせないし、争われない事実であると指摘した。

 報道によると、菅義偉官房長官が21日の日本参院内閣委員会で野党の関連質問に答える時、1993年当時の官房長官である河野洋平が「河野談話」発表の記者会見で強制連行の事実を認めたことについて、これには大きな問題があり、日本政府が(強制連行が存在する)そのことを否定し、政府として日本の名誉と信頼を回復するために努力を払うと称する同時に、日本政府が「河野談話」を改訂するつもりがないと重ねて述べた。

 これに対して、中国の華春瑩報道官は22日に行われた定例記者会見で次のように表示した。我々は日本側の関連言論に厳重な関心を持つ。「慰安婦」を強制連行したことが日本軍国主義が第二次世界大戦中にアジアなど被害国の国民に対して犯したひどく人道に反する罪であり、証拠が確実で山のように動かせないし、争われない事実である。歴史的犯罪行為と事実を否定しようとするいかなるやり方は逆効果しか齎さず、人々に歴史を覆そうとする日本側の企みに更に警戒心を高めさせる。「我々は日本側に侵略の歴史への直視と深い反省に関する態度と承諾を忠実に守るよう厳粛に促している。」(翻訳·編集/呉寒氷)

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