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王毅外交部長、仏外相と会談 エボラ対策支援協力で一致
2014年 10月 23日9:59 / 提供:新華網日本語

   【新華社北京10月23日】中国の王毅外交部長は19日北京で、フランスのファビウス外相と会談した。


   王外交部長は「今年3月の習近平主席によるフランス公式訪問は両国関係の全面的バージョンアップと加速を促した。李克強総理はアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の合間にオランド大統領と実りある会談を行った。両国のハイレベル交流は頻繁で、両国関係の質とレベルが高いことを十分に示している。双方は実務協力を全面的に推進し、少なからぬ分野において新たな実質的進展を収めている。人文交流は一段と活発になっており、豊富多彩な国交樹立50周年イベントを開催している。重要な国際·地域問題では緊密なコミュニケーションを保っている」と指摘。

   また「次の段階では、双方はハイレベルの交流を継続し、両国関係を導くハイレベル交流の役割を生かしていかなければならない。開放の姿勢を貫きながら実務協力を推進し、エネルギー·航空·金融·投資分野の協力プロジェクトに重点的に取り組んでいく。人的交流を促すためさらなる便宜をはかり、人文交流を強化していく。国際·地域問題での連携と協力を深め、世界の平和と安定を守っていく」と表明した。

   双方はアフリカでエボラ出血熱対策協力を進めていくことについて共同プレスリリースを発表し、エボラは国際社会が直面する共通の試練になっているとの認識を示し、中国とフランスはアフリカにおいてエボラ対策支援協力を展開、アフリカ諸国のエボラ対策を支援し、国際社会がアフリカに対する支援を拡大するよう促していくと表明した。

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