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張副首相、APEC財務相会合の開幕式に出席
2014年 10月 22日14:53 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 第21回アジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合が22日、北京で開かれました。中国共産党中央政治局の常務委員でもある国務院の張高麗副首相は、開幕式に出席し挨拶しました。

 張副首相は「アジア太平洋地域は世界経済成長のおもな動力とエンジンである。APECは地域と世界の発展を推進するという重要な使命を負い、アジア太平洋地域の政策調整、共同成長、利益融合の形成を推進している。マクロ経済政策をめぐる対話を強化し、政策の情報を共有し、政策の調整がもたらすマイナスの影響を減らし、地域経済と金融市場の安定を維持しなくてはならない。経済構造の調整を深化させ、改革措置を講じて、市場の活力を刺激し、人的資本を蓄積し、技術刷新を推し進め、アジア太平洋地域のさらなる活力、包容性、持続性を確保する必要がある。インフラ施設建設においては協力を強化し、投融資のパターンを革新し、特に政府と社会資本の協力方法を模索し、アジア太平洋地域の豊富な貯蓄をインフラ設備の分野に投入し、地域の全面的で互いにつながり合うような新たな局面を構築すべきだ。このように能力の向上と経験の共有を進め、成功した経験を互いに分かち合う必要がある」と述べました。

 張副首相はまた「今後改革革新によって発展を促し、より積極的な開放戦略の実施によって外国企業の進出を引き付ける方針だ」と明らかにしました。

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