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第14回中日友好交流会議「大阪宣言」発表
2014年 9月 29日13:36 / 提供:

 【新華社大阪9月24日】大阪で開かれていた第14回中日友好交流会議は23日、「大阪宣言」の発表をもって閉幕した。宣言は中日双方が共に知恵を出し、早めに困難を乗り越え、中日関係を健全かつ安定した発展の軌道に戻すように推進することを呼びかけている。

 宣言は次のように述べている。現在、中日関係は歴史と領土の問題で深刻な局面に陥り、両国の国民感情がひどく悪化している。中日は「友好なら共に有利で、戦いなら共に損害を受ける」、中日友好は両国国民の根本的な利益に合致する。宣言は中日関係が問題に直面するとき、双方は『中日聨合声明』など四つの政治文書で記録した各原則・精神に基づいて、即時に適切な処理をすべき、と強調した。

  第14回中日友好交流会議は22日と23日に大阪で行われ、中日両国友好促進団体からの代表300人余りが会議に参加した。参与者たちは中日関係が困難時期にある状態で、各当事者の民間交流促進について広範なコンセンサスに達した。

 今回の会議は日中友好協会、中国人民対外友好協会と中日友好協会によって共催した。中日友好交流会議は1983年を皮切りに始まり、中日友好交流に共同で努力する両国の有識者が各種の問題について率直に意見を交換し、友好事業をさらに発展させることを宗旨に基づき、当時の中日友好協会の廖承志会長と日中友好協会の宇都宮徳馬会長の共同の呼びかけによって、北京で初回の会議が行われた。(翻訳・編集/郭丹)

(新華網日本語)

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