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習近平主席、福建省での仕事期間中、国防と軍隊建設に関心を寄せ、支援したことに関する紀事
2014年 8月 1日16:56 / 提供:新華網日本語

「私は東海に臨んで感情が同様に深い」

ーー習近平主席、福建省での仕事期間中、国防と軍隊建設に関心を寄せ、支援したことに関する紀事

 【新華社北京8月1日】今日の出版された『福建日報』は『私は東海に臨んで感情が同様に深い―習近平主席、福建省での仕事期間中、国防と軍隊建設に関心を寄せ、支援したことに関する紀事』という長編の通信記事を発表し、また『我が人民を愛し、我が軍を愛す』という評論員の文章を発刊した。主な内容は下記のとおり。

 1985年6月にアモイで勤め始めてから、2002年10月に福建省省長の職務から浙江省へ配置換えとなり、習近平主席は福建省で17年半勤務し、前後してアモイ、寧徳、福州、および省党委員会と省政府で指導者の職務を担当してきた。

 福建省での仕事期間中、習近平主席は福建省の改革開放と近代化建設事業に自ら参与し、指導した。同時に、習近平主席は軍隊建設とその発展に対してもしきりに関心を寄せて支援し、国防と軍隊建設、経済建設や国防建設の関係および「二つの擁」(中国人民解放軍を 擁護し革命軍人の家族を優遇することと中国人民解放軍が政府を擁護し人民を愛護すること)の仕事に関する重要な思想を提起した。

 そのために、本紙記者は福建省福州の駐在部隊に深く入り込み、福州、アモイ、寧徳などに深く入り込んで、習近平主席が福建での勤務期間中に国防や軍隊建設に関心を寄せて支援し、軍政軍民の団結の新局面を切り開いた小さなエピソードを追跡した。

 深く考え、長期的に考慮し 目標を揺ぎないものにする:党の指揮に従い、戦いに勝利でき、作風の優良な人民軍隊を建設

 どんな職場にあっても、習近平主席は軍に対し深い感情を抱いていた。1996年、省党委員会副書記を務めていた習近平主席は福建省予備役高射砲師第一政治委員を兼任し、1999年に省長代理、2000年に省長を務めた後、依然として第一政治委員を兼任した。

 どんな職場にあっても、習近平主席は国防と軍隊建設に始終関心を持ち続け、また、戦略の高さから国防と軍隊建設の発展に対する認識を絶えず深化させ、豊富にさせていた。

 経済建設は党と国家の中心的な仕事だ。経済建設と国防建設はどのような関係か、両者の関係をいかに正しく処理し、調和する発展を促進し、釣り合いをとってゆくか?

 1995年7月31日、福州市の軍創設68周年を祝う軍政座談会で、習近平主席は国家と民族の根本的な利益を守るという視点の高さから両者の関係を詳しく述べていた。「一国の経済力と軍事力はこの国の総合国力を構成する最も重要な要因で、国家の隆盛、民族の繁栄の根本的な体現だといえる。経済建設は国の発展に関係し、国防建設は国の安定に関係しており、両者は互いに依存し合い、互いに保障し合っている。経済建設は全党 全国の仕事の中心で、経済の発展は、国防建設のために必然的に日益しに強力になっている物質の基礎を提供している。そして強大な人民軍と強固な国防は我々が改革開放と経済建設を順調に行うための強靭な後ろ盾であり、頼れる保証だ。二者は中国の特色ある社会主義を建設する偉大な目標の中で統一しており、それは国家と民族の根本的利益を守るのに必要なのだ。」

 新しい時期に、党はどのような人民軍隊を建設する必要があるのか?これに対して、軍地での仕事の豊富な経験を有する習近平主席は、福建省での仕事の期間中に奥深い考えをもっていた。

 『東海民兵』の2002年第9期発刊の署名入りの文章、「『5 31』」の演説を指導として、予備役部隊建設の新局面を切り開く」の中で、習近平主席は「『勝利できる』能力の向上を平常的な中心の仕事として、軍事闘争の準備を奥深い発展に向けるよう絶えず推進する」、そのために「軍事闘争準備の基盤を必ず絶えず固めねばならない」と提起していた。

 これらの基盤には次のことが含まれる。部隊建設の組織の基盤をさらにしっかりと固め、「呼べばすぐに来ることができる」ことを確保し、部隊の思想の基盤をさらにしっかりと固め、「呼べば進んでやって来る」を確保する。部隊の法制の基礎をよりしっかりと固め、「呼べば必ずやって来る」を確保する。部隊訓練の基盤をさらにしっかりと固め、「やって来れば戦うことができる」ことを確保する。部隊の対応策準備の基盤をよりしっかりと固め、「戦えば勝利できる」ことを確保する。

 身体を使って行動し、実質的な取り組みで効果を上げる:部隊建設支援は転嫁できない責任であり、特別の事は特別に対処する

 習近平主席は福建省での活動期間に、国防及び軍隊建設を高く重視し、支援した。習近平主席は、次のように明確に提示した。軍隊建設支援は、地方政府にとって転嫁できない責任だ。部隊建設に我々は独自の事業と同じように取り組むことが求められる。なぜなら「経済が発展するほど、強大な国防力を建設する必要があるからだ。」

 習近平主席は中国共産党福建省委員会副書記、省長に就任後、福建省予備役高炮師第一政治委員も兼任していた。地方業務は極めて多忙だが、習近平主席は依然として部隊を気にかけ、全力で職務を遂行し、自分自身に「3つの堅持」を徹底することを求めている。第一政治委員が参加する必要のある活動には毎回、会場に足を運び、第一政治委員が「決定」を下す必要があるときは、明確な指示を行い、予備役部隊の重要な状況については、報告を聴取することを堅持してきた。

 習近平主席は「部隊の事は、国の大事であり、尋常ではない特別な事でもある。部隊の事は特別な事であるから、特別な事は特別に処置する必要がある。」と指摘、国防を強固にし、軍隊建設を支援することは、各級地方党委委員会と政府の道義上、辞退できない責任であり、重要議事日程に盛り込むべきだと認識している。

 1987年7月20日、厦門大嶝島で炎天の日に、一群の顔見知りの政治家らが再び姿を現した。当時、中国共産党厦門市委員会常務委員、副市長を務めた習近平氏及び市直属関係部門の同志たちが一緒に歩哨に立ち、坑道を歩き、軍隊の駐屯地に入る。大嶝駐屯地区のあらゆる片隅に汗水がしたたり落ちる。

 「あの年(2002年)1月、私は省武警総隊省政府中隊に配属され、見習い排長に就任した。2月9日、習近平省長は我々を慰問するためこちらに来た。」と省武警総隊福州支隊、戦勤科楊軍科長は述べた。楊軍科長は、習近平省長が部隊を訪れた後、会議室で会議を開くのではなく、班と排を直接、慰問し、官兵の戦士たちが生活する場所を見学したことをはっきりと覚えている。  楊軍科長は当時のことを振り返り、次のように述べた。習近平省長は駐屯地の部屋で、兵士たちの掛け布団に手で触れながら、「夜は寒くないか。棉の掛け布団は薄すぎないか。夏は蚊帳を吊っているか。」と質問し、隊員たちの生活状況に関心を寄せた。

 次に、習近平省長は厨房を訪れ、野菜を炒めるときに油煙が排出されず、官兵たちが烟が立ち込める中で食事する粗悪な飲食環境に気がついて、1階から4階までの煙突を設け、排気システムの老朽化問題を徹底的に解決するように即時に指示した。

 1990年代に、福州市は政策傭兵、物資擁兵、科学技術擁兵、サービス擁兵などの永続的な効果のある一連の方法を見出した。同時に『農村における義務兵養老保険活動の全面的な展開に関する通知』、『福州市〈軍人撫恤優待条例〉細則』などの政策法規を発表し、軍人の合法的権利を切実に維持し、各項の優撫配置(現役軍人、退役軍人およびその家族 遺族に対する優遇策)が着実に実施されることを保証してきた。

 まさに習近平氏の直接の推進があり、良好な基盤を作ったことで、1992年1月から現在までに、福州市は連続7回、「全国双擁模範都市」の称号を光栄に獲得した。当時、福州駐屯部隊の広範な官兵は、習近平氏が「擁兵書記」だと親しみを込めて賞賛した。

 

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