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専門家、日本が人をだましてすり替え、いかさまをやり釣魚島を盗み取る企ての小細工を暴露
2014年 7月 31日15:59 / 提供:新華網日本語

 【新華社上海7月30日】真実は偽りにはなれず、偽りは真実にはなれない。復旦大学出版社と海豚出版社が共同で売り出した『釣魚島歴史の真相』という本の中で、復旦大学の韓結根教授は日本政府が発音で関連のある島の名を用いて中国の釣魚島、黄尾嶼と赤尾嶼を指し示し、人をだましてすり替え、いかさまなやり方で釣魚島を盗み取ることを企てる小細工を暴き出した。

 日本政府は日本が釣魚島及びその付属島嶼の主権を擁する証拠として、沖縄漁民に伝わる「Yukun?Kubashima」(ユクン?クバシマ)の島の名と八重山の生き残りの老人たちの呼び名である「Yigun?Kubashima」(イーグン?クバシマ)を「尖閣諸島」とした。彼らは、Yukun(ユクン)とは即ちは釣魚島で、Kubashima(クバシマ)は黄尾嶼だとみなし、「そして赤尾嶼は久米島から近いことから、ゆえに久米赤島とも呼ばれています」。

 「琉球文献の『指南広義』を読んだ時、私は「クバシマ」は釣魚島や黄尾嶼、赤尾嶼と共に並んで出ていた島の名で、それに同じページに出ていたので、「クバシマ」が黄尾嶼であるわけはないとの疑いが生じたんです」と韩结根教授は語った。琉球?中国の両国の歴史文献への全面的な整理により、また琉球の学者のこれらの島嶼名に対する考証?解釈に基づいて、韓結根教授は、日本政府の言及するこの三つの島嶼は中国固有の領土、釣魚島及びその付属島嶼ではなく、琉球王国時代の西馬歯山の付属島嶼である魚釣島、久場島、赤島を指していることを発見した。これらは中国固有の領土である釣魚島から水路距離で約1550-1560メートル(非直線距離)離れ、黄尾嶼からは1310-1320メートル離れ、赤尾嶼からでも710-720メートル離れている。

 「これらの島嶼はもともと互いに無関係だが、日本は中日の言語の語順の違いを利用し、琉球語の「クバ(kuba)」の声のイメージによる明示の不確実性などの原因を利用して、概念をすり替え、対象を取り違えさせて、これらの島名を用いて中国の釣魚島、黄尾嶼、赤尾嶼をを示した。つまり中国固有の領土を盗み取る野心と目的を実現させるために、人をだましてすり替え、いかさまをやるやり方を企てたのです。」と韓結根教授は述べた。

 『釣魚島歴史の真相』という本の中で、韓結根教授はまた、日本政府のいわゆる釣魚島及びその付属島嶼の領土主権の所有における他の「証拠」に対して反論と廓清(かくせい)を行っているという。

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