【新華社ポルトガル?テルセイラ島７月２５日】中国の習近平国家主席は２４日、ポルトガル?テルセイラ島でポルトガル大統領代表であるポルタス副首相と会見した。

　ポルタス副首相は習近平主席にカバコシルバ大統領の親書を引き渡した。カバコシルバ大統領は親書の中で、習近平主席のポルトガルに立ち寄ることに対し歓迎の意を表し、良い祝福の意を伝えた。カバコシルバ大統領は、彼が外国を訪問しているため、習近平主席を出迎えることをわざわざとポルタス副首相に委託したと示した。

　習近平主席はポルタス副首相にカバコシルバ大統領への挨拶を伝えるよう要請し、ポルタス副首相がカバコシルバ大統領の委託を受けてわざわざと首都リスボンから来て、中国代表団の立ち寄る事柄を受け付けたことに対し感謝の意を表した。習近平主席は次のように指摘した。ポルトガルは中国の欧州連合（EU）における良き友、良きパートナーである。中国側は終始中国?ポルトガル関係を非常に重視してきている。来年は両国の全面的戦略パートナーシップ樹立１０周年に当たり、双方はこれを契機にして、経済貿易、技術、投資、農牧業、観光、海洋などの分野における実務協力を深め、中国?ポルトガル関係を更に新たな階段に上がらせることを推し進めると希望している。中国側はポルトガルが経済景気回復の勢いを引き続き保つよう祈り、より多くの実力ある中国企業によるポルトガルへの投資を励まし、ポルトガル側が両国企業と人員の交流のためにより多くの利便を提供するよう希望している。中国とポルトガルはいずれも比較的に長い海岸線と豊な海洋資源を擁しており、双方は海洋経済の発展、海洋資源の利用における協力を強めることができる。