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海洋調査船、釣魚島周辺海域で作業実施
2015年 8月 17日14:35 / 提供:

海大号

  中国の海洋調査船が昨今、釣魚島(日本名:尖閣諸島)付近の海域に進入し、事前の連絡とは異なる区域での作業を行ったため、日本の巡視船が連続的な「追跡と監視」を行った。環球網が伝えた。

 「海大号」は中国海洋大学に所属し、国内最先端の技術性能を持つ海洋調査船。全長68メートル、幅15.6メートル、高さ7.6メートルで定員49人、さまざまな調査設備を搭載しており、1回の給油で1カ月海上に留まることができる。 釣魚島とその付帯島嶼は古くから中国固有の領土であり、中国が紛れもない主権を持っている。中国政府·外交部はこれまで度々、中国船が釣魚島付近海域で実施する海洋調査は、中国による正当な権利の行使であると申し入れてきた。  

  一方、日本自衛隊が8月下旬から9月上旬にかけて米カリフォルニア州で米軍と合同で離島奪還訓練を実施することを受け、中国メディア·新華網が「自衛隊が特に『離島奪還訓練』を好む3つの理由」をまとめた。

 訓練は2年に1度実施される離島奪還訓練「ドーン·ブリッツ」で、陸海空自衛隊の参加は13年に続いて2度目。陸自の西部方面普通科連隊などから360人、海自のヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」の乗組員約730人など合わせて約1100人の自衛隊員が参加する。


(編集z)

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