【新華社北京5月29日】記者が28日に中華文化発展促進会から得た情報によると、同会と山東孫子研究会、台湾中華民族団結協会が共催する「両岸抗戦勝利70周年記念ならびに台児庄戦役学術シンポジウム」がこのほど、山東省枣庄台児庄の古城で開催された。海峡両岸の70人余りの退役将官、専門家及び学者が出席した。
会議では「抗日戦争の勝利と民族の復興」のテーマに焦点を合わせ、会の参加者が「台児庄の戦いの抗日戦争における歴史的地位と役割」「両岸の協力と民族復興に対する抗戦精神の現実的意義」などのテーマをめぐって突っ込んだ研究討論が行われ、両岸が抗戦烈士を共に偲び、民族精神を共につくり出し、団結の旗印を共に挙げ、日本右翼に共に反対し、「祖権祖産(祖先より伝来の権力と財産)」を共に守り、「台湾独立」勢力を共に抑え、両岸のウィン·ウィンを共に創り出し、民族の復興を共に促進するなどの8つの共通認識を形成した。
会の参加者は次のようにみなしている。台児庄の戦いは中国抗日戦争正面戦場が獲得した初の重大な勝利で、全国人民の抗日戦争の旗印であり、中国の抗日戦争史における偉大な功績だ。世界反ファシズム戦争の東方の主戦場として、中国の抗日戦争は勃発が最も早く、持続期間が最も長く、状況が最も困難で、払った犠牲が最も大きかった。中国の抗日戦争の偉大な勝利は、民族が徹底的に目覚め、自覚したことによる勝利であり、民族団結と協力の勝利であり、民族精神が凝縮·昇華した勝利だといえる。現在、中華民族は新たな歴史のスタート地点に立っており、両岸同胞は中国人民の抗日戦争勝利の果実を断固として守るべきで、日本の植民地侵略の歴史歪曲を決して許してはならず、日本軍国主義の捲土重来(勢いを盛り返してもう一度やってくる)を決して許してはいけない。
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