Home > ニュース > 中国  > 中国外務省、中国島嶼への米哨戒機の偵察に抗議
中国外務省、中国島嶼への米哨戒機の偵察に抗議
2015年 5月 28日9:19 / 提供:中国国際放送局

 報道によると、米国防総省の報道官が先日、南沙諸島付近で偵察活動を続け、航行の自由を守ると発言したとされている。これについて、中国外務省の華春瑩報道官は27日北京で「米軍機が中国の島嶼に接近して行う偵察は不測の事態を誘発しかねない。米国の挑発行為に断固反対する」と述べた。

 華報道官は「『航行の自由』を、ある1つの国が他国の主権や航行の安全を無視したり損なう際の口実として使うべきではない。ある国の軍隊の艦船や航空機に国際法に反して他国の主権を侵す権利を与える条約などない。米軍機の接近しての偵察は極めて危険で責任のない行動だ。われわれはアメリカ側に、誤りを正し理性を保ち、無責任な一切の言行を止めるよう求める」と話した。

関連記事