中国の習近平国家主席は22日、ジャカルタでミャンマーのテイン·セイン大統領と会談を行った。
習主席は席上、「昨年、テイン·セイン大統領は2回にわたって中国を訪問し、その際、我々は中国·ミャンマーの全面的な戦略的協力パートナシップについて幅広く合意した。双方が今後も引き続き努力し、両国協力の新しいハイライトを絶えず作っていくことを望む」と話した。
習主席は「中国は終始、戦略的かつ長期的な視点から中国·ミャンマー関係をとらえており、ミャンマーとハイレベル往来を保っていきたい。両国の国交樹立は今年で65周年を迎え、これをきっかけに、文化、教育、青年、メディアなどの分野での交流と協力を強め、中国·ミャンマーの友好という社会のムードを積極的に作っていく」と話した。
テイン·セイン大統領は「新しい情勢の下で、ミャンマーは両国の各レベルの友好交流と両国の各分野での協力に尽力している。ミャンマーは、中国による『一帯一路』(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)構築およびアジアインフラ投資銀行(AIIB)設立の提案を支持し、それに積極的に参加していく。中国がシルクロード基金などを通して、ミャンマーのインフラ整備に参加することを期待している。ミャンマーは両国の人的交流の緊密化により、両国国民が友情を深めていくことに賛同する」と話した。
また、ミャンマー北部の情勢について、習近平主席は「中国はミャンマーが和平交渉によるミャンマー北部問題の政治的解決を図ろうと努力していることを支持し、和平交渉がいち早く新局面を迎えることを望む」と表明した。テイン·セイン大統領は、「ミャンマー政府はミャンマー北部地区の和平、安定と人的安全の維持に努力しており、政治対話を推し進めると同時に、当該地域の再建に尽力していく」と話した。
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