Home > ニュース > 中国  > 李克強首相、アジア·アフリカの協力に「五つの主張」
李克強首相、アジア·アフリカの協力に「五つの主張」
2015年 4月 14日9:30 / 提供:中国国際放送局

 中国の李克強首相は13日、北京で開かれたアジア·アフリカ法律諮問機関(AALCO)第54回年次総会に出席し、基調講演を行った。

 この中で、李首相は「バンドン会議は国家間関係を処理する10項目の原則を確立した。『団結、友誼、協力』という貴重な精神の富を残してくれた。新しい情勢の下で、アジア·アフリカ諸国は、引き続きバンドン精神を発揚し、共に世界の平和発展と公平正義を推し進めていくべきだ」と述べた上で、アジア·アフリカの協力について、「国際政治秩序がより公正かつ合理的なものになることを推し進めていくこと。世界経済がより開放的で秩序あるものになることを促進していくこと。国際と地域の平和と安定を維持していくこと。気候変動やテロリスト、ネットセキュリティなど世界的な安全問題に共に対応していくこと。世界的範囲で法治に関する交流と協力を積極的に深化させていくこと」という五つの主張を打ち出した。

 李首相は、また「中国はこれまでと同じように、アジア·アフリカ法律諮問機関(AALCO)の事業を支持していく。資金を拠出して、『中国―AALCO国際法交流と研究』プロジェクトを設立する予定だ。AALCOの発展に力を入れ、国際の法治協力を促進していきたい」と強調した。

関連記事