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王毅外相、米ケリー国務長官と電話会談
2015年 3月 21日10:11 / 提供:中国国際放送局

  中国の王毅外相は20日招きに応じて、アメリカのケリー国務長官と電話会談を行った。双方は中米関係とイラン核問題について意見を交換した。

 王外相は会談で、「現在の中米関係は安定的な発展の勢いを保っている。習主席はオバマ大統領の招きに応じて、今年9月にアメリカを公式訪問する。この訪問は中米両国にとって重大な意義を持っている。双方は訪問の成功を目指して、緊密に協力し、各方面の準備を整えるべきだ。次の段階で、双方は両国首脳が合意した重要な共通認識を実行し、重大な国際問題と地域問題に関する交流と協力を強化し、中米関係にプラスのエネルギーを注ぎ込むべきだ」と強調した。

 ケリー国務長官は、「アメリカは習主席の訪米を歓迎し、中国と共に各方面の準備を整えたい」としたうえで、イラン核問題交渉における進展と難題を伝え、中国のイラン核問題交渉での努力を高く評価した。「交渉は最終段階に入った。アメリカは中国との密接な交流を保ち、最終協議の合意に向けて交渉を進めたい」と述べた。

 王外相はこれに対し、「イラン核問題をめぐる協議の参加国である中国は、一貫して建設的な役割を果たしている。各方面が政治意志を固め、協議の全面達成を推進すべきだ。中国はアメリカと共に各レベルの交流を強化し、イラン核問題交渉を最後までやり抜きたい」と指摘した。

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