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博鰲フォーラムが下旬開催、習主席と他国の首脳が出席
2015年 3月 19日17:27 / 提供:

 博鰲アジアフォーラム2015年年次総会は3月26日から29日にかけて海南省の博鰲で開かれ、今年のテーマは「アジアの新たな未来―運命共同体に向けて」となっている。習近平国家主席と多くの国の首脳が年次総会の開幕式に出席し、今回の年次総会に出席する各国首脳の人数は例年の年次総会を超える。

 これまで習近平氏は博鰲アジアフォーラム年次総会に2回出席した。2010年、当時国家副主席だった習氏は年次総会で「手を携えてアジアのグリーン発展と持続可能な発展を推進」をテーマとして基調講演を発表し、2013年は国家主席として年次総会で「アジアと世界の美しい未来を共に創造する」という題の基調講演を行った。習近平主席と博鰲アジアフォーラムとの深い縁から中国の指導者がアジア協力発展を推進する強い願望を伺える。

 フォーラムに出席する或いは首脳らに同行する各国閣僚クラスの政府要員は80名を超え、フォーチュン世界トップ500社のうち、65社の会長·CEOが年次総会に出席するほか、132社がアジア太平洋または中華圏の責任者が年次総会に出席する予定。マイクロソフトの創設者であるビル·ゲイツ氏はフォーラムに出席し、テンセント、百度、新浪、京東など中国インターネット業界の精鋭たちと金融、不動産、家電業界といった伝統業界のリーダーたちは、対話を行うことになる。

 地域協力は従来からフォーラムの重点である。近年アジア地域協力の勢いが強まっている。本年度の年次総会は『一帯一路(シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロード)』、アセアン共同体、東アジア経済共同体など盛んに取り上げられている話題について議論を展開する。楊潔箎中国国務委員は28日午後、「21世紀海上シルクロード」をテーマに講演を行い、王毅中国外交部長は同日午後アセアン共同体について講演する予定、梁振英香港特別区行政長官は27日午後、「一帯一路」と香港のチャンスをテーマに講演を行い、福田康夫元日本首相、曾培炎前中国国務院副総理は東アジア経済共同体の構築について講演を行うことになっている。  

(編集z)