中国の王毅外相は18日北京訪問中のネパールのマヘンドラ·バハドゥル·パンディ外相と会談を行った。

　今年、両国が国交樹立60周年を迎えることについて、王外相は「両国関係は新しい発展の機会に恵まれている」と述べ、ネパール側とともに国交樹立60周年を祝うイベントを実施し、中国とネパールの友好に活力を注ぐとした。

　王外相はまた、まもなく開催されるボアオ·アジア·フォーラム年次総会へのラムバラン·ヤーダブ大統領の出席に歓迎の意を表し、「習近平主席とヤーダブ大統領の首脳会談は、両国関係の今後の発展を計画することにおいて重要な意義がある」と述べた。

　王外相はさらにネパール側が断固として"一つの中国"の政策を堅持し、いかなる勢力がネパール領土を利用して中国の分裂を企む活動を許さない立場を高く評価し、今後もこれまで通り中国の立場を支持し、効果的な措置を講じて、両国共同の安全と安定を維持するよう求めた。

　パンディ外相は両国国交樹立60周年、大統領の訪中および習主席との会談を非常に重視するとし、「両国の各分野での協力を力強く推進し、両国関係を一層高いレベルに引き上げるものと信じている」と述べた。

　パンディ外相はまた「中国との関係発展を非常に重視し、"一つの中国"の政策を断固として堅持し、いかなる勢力がネパールの領土を利用して、友好的な隣国と友人に反対するための運動を行うことを絶対に許さない」と改めて示した。