ミャンマー軍機爆弾で中国人死傷、外務省が厳重抗議
2015年 3月 14日18:01 / 提供:中国国際放送局
中国外務省の劉振民次官は13日夜、中国駐在のミャンマー大使を緊急に呼び出し、ミャンマー軍機の爆弾で中国人が死傷したことに厳重に抗議しました。
劉振民次官は「ミャンマー軍は、ミャンマー北部のコーカン地区の武装勢力と中国との国境地域で交戦中、ミャンマー軍機の投下した爆弾が中国の域内に落ち、多数の中国人が死傷した。中国側はこれを厳しく非難する。ミャンマーは事件を徹底的に調べ、その結果を中国に報告するとともに、事件の当事者を厳しく懲罰し、適切に処理し、効果的な措置を直ちに実施して同様の事件の再発を防ぎ、国境地域の安全と安定を維持するよう、中国は要求する」と述べました。
13日午後、ミャンマー軍機の爆弾が中国雲南省臨滄市耿馬タイ族ワ族自治県の農村に落ち、サトウキビ畑で仕事をしていた住民4人が死亡し、9人が負傷したということです。
関連記事
- 中国空軍、ミャンマーとの国境でパトロールを強化
- ミャンマー北部情勢で記者団の質問に答える 中国国防部報道官
- 中国領内にミャンマーから爆弾 外交部が重大な関心を表明
- 李克強総理がネピドーに到着、東アジア協力に向けた一連の首脳会議に出席し、ミャンマーを公式訪問
- 李克強総理 ミャンマーのテイン・セイン大統領夫婦が主催する歓迎夕食会に出席
- 李克強国務院総理 ネピドーに到着し、東アジア協力首脳シリーズ会議に出席し、ミャンマーに対する公式訪問を開始
- 外交部:中国は中国·ミャンマーの協力に対し十分な自信を持っている
- 外交部:中国は中国・ミャンマーの協力に対し十分な自信を持っている
- 外交部が李克強総理の東アジア協力に向けた一連の指導者会議への出席、ミャンマー訪問について中外メディアブリーフィングを開催
- 李克強総理が東アジア協力の指導者シリーズ会議に出席、ミャンマーを公式訪問へ