【新華社ソウル3月12日】第10回中日韓外務次官級協議（SOM）が11日に韓国·ソウルで開かれた。中国外交部の劉振民副部長、韓国外交部のイ·ギョンス（李京秀）次官補、日本外務省の杉山晋輔審議官および日中韓協力事務局の岩谷滋雄事務局長が会議に出席した。

　今回の外務次官級協議のポイントは、まもなく3月下旬に開催予定の第7回中日韓外交長官会議の開催を準備することだ。3カ国の高官は外交長官会議の関連の手配について込み入った討論を行い、また初歩的な合意に達成し、引き続き緊密な疎通·調和を維持し、3カ国外交長官会議の順調な開催を確保することで同意した。

　劉振民副部長は次のように表明した。三方の共同の努力を経て、中日韓外交長官会議がまもなく開催される。これは外交長官会議の開催停止から2年ぶりの開催で、成果の獲得が容易ではなく、大切にする価値がある。中国側は今回の外交長官会議を重視し、3カ国が協力を積極的に推進し、同時に問題を回避しないとの精神に基づいて、今回の会議の準備にしっかりと行い、3カ国の協力を正しい軌道に沿って健全·安定的に発展させるよう推進することを望んでいる。