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イージス艦の規模で世界第2位に浮上
2015年 2月 17日15:57 / 提供:

  中国052C型ミサイル駆逐艦「西安」の命名式がこのほど、浙江省舟山の軍港で行われた。人民海軍報が報じた。

  これにより、052C型駆逐艦6隻の就役がすべて完了した。これより前に就役した052D型駆逐艦「昆明」と合わせ、中国海軍の防空ミサイル艦は7隻となり、イージス艦隊の規模としては世界第2位に浮上した。

 「西安」は中国が独自開発した新世代ミサイル駆逐艦で、「中華イージス」と呼ばれる052C型駆逐艦の後続艦。東海艦隊への配属は、「長春」「鄭州」「済南」に続いて4番目にあたる。全長155.5メートル、全幅17.2メートル、吃水6.1メートル、満載排水量約6000トン。推進方式はCODOG方式を採用している。

  中国が独自開発した最新型の艦隊防空ミサイル「海紅旗-9型」を48基、6セルの円筒形VLSを8基、210型100mm艦砲を1門、730型30mmCIWSを2門、魚雷発射管を6基、18連装多機能ロケットランチャーを4基装備し、直-9ヘリも搭載可能となっている。


(編集z)