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香港の梁振英行政長官「大同を求め小異を残す」ことを期待
2015年 1月 9日13:22 / 提供:中国国際放送局日本語放送

 香港特別行政区の梁振英行政長官は8日、今後数ヶ月を「香港の政治制度の発展にとってカギとなる時期」とし、香港各界が「大同を求めて小異を残し」、香港の政治制度が歴史的な一歩となる発展を遂げることを促すよう期待を寄せた。

 梁行政長官は8日夜記者団に「これからの数ヶ月の間に香港社会でコンセンサスが形成されるなら、基本法の規定と全国人民代表大会(全人代)常務委員会の関連規定に基づき、2年後の2017年に初めて500万人の有権者が"一人一票"の形で行政長官を選出することを実現できる」と述べた。

 梁行政長官はまた「大同を求めて小異を残す」ことを香港各界に求め、また、ここでいう「大同」とは、「香港の直接選挙は基本法および全人代常務委員会の規定に則って行わなければならないことだ」と強調した。

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