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韓国人科学者、人間の「尿」を利用した燃料電池開発に着手
2014年 6月 15日10:13 / 提供:新華網日本語

 近頃、韓国の複数の科学者が人間の尿を利用した燃料電池の開発に取り組んでいる。

 燃料電池は水素と酸素を供給することで電気を作りつづける発電システム。科学者たちは、近い将来、自動車への動力供給や家庭での電力使用に応用できると期待を寄せている。現時点での課題は、燃料電池の触媒として用いるプラチナの埋蔵量が有限であり、高価であることだ。

 英紙デイリー?ミラーは11日、韓国高麗大学の柳正承氏の話として、尿に含まれる炭素をプラチナの代替とすることが可能だと伝えた。世界で1日当たり約105億リットル排出される尿を利用することで、燃料電池の製造コストを抑えることができ、環境にも有益だとしている。

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