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記者の手記:カンヌが映画の盛宴を「にぎやかに」迎え
2014年 5月 15日13:23 / 提供:新華網日本語

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 第67回フランス・カンヌ国際映画祭が14日、美しいコートダジュール(紺碧海岸)の傍らで幕を開けた。13日の夕方、記者がカンヌに到着した際、この人口7万人のみの海辺の都市が鳴り物入りで最後の準備をしそして、続々とやってくる各方面の人員により、至る所で「にぎやか」な味わいが発散されつつある。    

 毎年の映画祭の期間中、カンヌは大勢のスターが雲のように集まる場所となり、それについて来た映画愛好者や観光客はこの都市が絶対に無視してはいけない経済の推進力だ。メイン会場のパレ?デ?フェスティバル?エ?デ?コングレ付近にある多くの贅沢品専門店は、映画祭のビジネスチャンスをより上手く利用するために、どの店も在庫量を増やし、また多くのレストランが特別に映画祭定食を売り出しているという。  

 去年の映画祭開催中、カンヌで巨額の真珠や宝石類が盗まれる事件2件が発生していたことから、今年フランスの警察側は550人以上の警官を派遣し、映画祭の安全保障の仕事に参与させている。これらの警官は人々が気持ちよく映画の盛宴を「楽しむ」ことができるよう保障するために、カンヌの街道でパトロールをしたり、パレ?デ?フェスティバル?エ?デ?コングレおよびその周辺地域をガードしたりしている。   

 映画祭の雰囲気をより上手く作り出すために、カンヌの関連部門は海辺の歩道に赤色のライトを特別に設置した。赤色にライトアップされた海辺の歩道を歩くと、まるでレッドカーペット上に身を置いているかのようだ。カンヌは、すべての人がこの都市のVIPで、ここでは、すべての人がスターになれるかもしれないと人々に伝えているようだ。

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