2014年 5月 7日16:35 ／ 提供：中国国際放送局日本語放送

　日本の作家渡辺淳一氏は前立腺がんのため4月30日夜東京都内の自宅で亡くなったが、中国では今後も渡辺氏の作品の中国語版が続々と出版される予定だ。

　渡辺氏の名作集の中国語版出版社である磨鉄文治は、渡辺氏の作品33作の版権を持っており、2013年7月からこれまでに16作の中国語版を出版しています。中には、渡辺氏の生前最後の作「愛ふたたび」も含まれている。また、まもなく出版される17作のうち、訳者の竺家栄氏が改訂した全訳「失楽園」や「復楽園」など代表作のほか、「雲の階段」も中国で初めて出版される。現在、全訳「失楽園」は編集中で、また「ひとひらの雪」、「白き狩人」は9月に出版される予定だ。