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「舌で味わう中国」第2シーズン、外国人にも大評判
2014年 4月 27日11:01 / 提供:人民網日本語版

 

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 テレビで絶賛放送中のドキュメンタリー番組「舌で味わう中国」第2シーズンをきっかけに、中華料理ブームが再び沸き起こった。テレビの画面に映る美食を前に舌なめずりするだけでは物足りないのか、ここ数日、「外国人はいかにして中華料理に魅了されたか」と題する微博(ウェイボー)の投稿が話題を呼び、この投稿を読んだネットユーザーが抱腹絶倒し、転送を繰り返している。もともと、この書き込みは「中国の美食に対する海外の反応」をめぐるさまざまな意見を取りまとめたものだったが、いつの間にか、話題の中心は、「外国人はいかにして中華料理に魅了されたか」というテーマに変わった。中華料理に対する最も直観的な評価は、もちろん外国人から寄せられたものだ。揚子晩報が伝えた。

 以前、SNS国内大手「豆瓣(ドウバン)」に、「外国人は『舌で味わう中国』にどのような感想を抱いているのか?」という投稿が寄せられた。意外なことに、この投稿が大きな波紋を呼び、中国に住む外国人留学生やビジネスマンが続々とコメントを寄せ、「爆笑コメント大全集」の様相を呈するまでになった。「@楊瓣」さんは、「米国でホームステイをしている従姉のエピソード。彼女は渡米直後、現地の食事が全く口に合わないと嘆き、ステイ先の台所で自炊した。その時、家族が全員家にいたので、一緒に食事しようと誘った。従姉の作った料理を食べた彼らは、『今後、週2回、料理を担当してくれたら、家賃を半額にするよ』と申し出たそうだ」と投稿した。

 多数のコメントの中でも、次の投稿は最高に笑えるものだった。

 「大学の外国人講師は全く風変りで、校内にあるレストランの食事が大のお気に入りだ。この先生は、『私が一番好きな料理を次の中から選びなさい。A鶏肉の唐辛子炒め B豚の醤油煮...』という問題を、試験に出題した」。「大学の外国人講師は全く風変りで、校内にあるレストランの食事が大のお気に入りだ。この先生は、『私が一番好きな料理を次の中から選びなさい。A鶏肉の唐辛子炒め B豚の醤油煮...』という問題を、試験に出題した」。

 このように、コメントが増えれば増えるほど、スレッドの中身は、「外国人はいかにして中華料理に魅了されたか」や「何を差し置いても中華料理を食べる」という内容に変化していった。「仕切り好き」の某ネットユーザーが、この大きな波を長い文章にまとめ、微博に投稿した。折も折、「舌で味わう中国2」の放送がスタートしたこともあり、多くのネットユーザーから、「『美食が海外生活に及ぼす影響に関する一考察』と題する立派な論文が書けそう」などのツッコミが入った。

 シンガポール大学で教員をしている張さん(女性)は、次の通り語った。

 留学や仕事で、米国とシンガポールに住んだ経験がある。海外に住み始めた当初は、自炊する余裕などほぼ皆無だったが、そのうちに中華料理が懐かしくなり、レシピを見ながら作ってみた。思いがけず、職場の同僚たちは、私が作った料理にノックアウトされたようだった。また、米国留学時代に初めてクラスメートを家に呼び手料理でもてなした時、「オランダ豆と臘肉の炒めもの」や「ジャガイモ細切りのピリ辛炒め」など、普段食べている簡単な料理を出した。しかも、臘肉が手に入らずハムで代用した。だが、このような家庭料理が大絶賛され、評判は瞬く間に広まり、「ぜひ私も家に呼んでご馳走してほしい」と多くのクラスメートからせがまれた。今はシンガポールで教員の仕事をしているが、やはり中華料理で多くの同僚の「胃袋」を制覇した。パーティを開くときは必ず、私は料理長を任される。数品の中華料理をテーブルに出して、ようやくシェフの仕事から解放される。

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