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上海コレクターが、2.81億香港ドルで明成化斗彩鶏缸杯を購入
2014年 4月 9日16:41 / 提供:東方ネット
明成化斗彩鶏缸杯

 東方ネット9日付報道によると、8日に行われた競売大手サザビーズが主催したオークションで、明王朝時代の磁器である明成化斗彩鶏缸杯が2.8124億香港ドルで、上海の大富豪の 劉益謙氏によって落札された。中国製の磁器価格の過去最高を更新した。

 この小さな白地の磁器製の酒杯は、明朝の成化帝の時代に作られたもので、ニワトリの一家を描いた彩色画が施されている。1999年に行われたオークションでは、370万ドルで落札された。明成化斗彩鶏缸杯は、とても貴重なもので全世界では19個しかない。

 劉氏が明らかにしたところによると、この明成化斗彩鶏缸杯は伝説なようなもので、書物の中で見たことがあるだけだ。今回購入したのは縁という。年末には自分が所有する上海竜美術館で展示する考えだという。

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(編集:範易成)

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