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科学普及:がん歴のある母親は早産になり易い、がん歴のある父親は子供に遺伝しない
2014年 2月 2日11:14 / 提供:新華網日本語

 ノルウェーがん患者登記局が27日に発表した研究報告書によると、母親が以前にがんを患い、がんの治療を受けていた場合に、生まれた子供が先天性疾患を持っているリスクは増大しないが、早産で帝王切開の手術を受けるリスクが高まる。

 研究者は、出産前にがんを患い、がん治療を受けたノルウェーの母親4,000人を分析した。この結果、これらの母親の子供が先天性疾患を持っているリスクは一般の子供と比べて高くないが、早産の確率が大幅に高くなり、早産のために帝王切開の手術を受ける人数はその他の母親を大きく上回っている。

 研究でまた、父親ががんを患っていた場合は、生まれてくる子供の健康状況に如何なる影響もないことが示された。

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