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アン・リー監督にフィリピンから「終身監督賞」 最新ボクシング映画でロケも
2013年 11月 30日15:42 / 提供:新華網日本語

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 2013年11月28日、アン・リー(李安)監督がフィリピン・マニラ国際映画祭から、終身監督賞に当たるリノ・ブロッカ賞を贈られた。

 今年の米アカデミー賞では、自身2回目の監督賞(映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」)に輝いたアン・リー監督。28日、マニラ国際映画祭に出席し、終身監督賞に当たるリノ・ブロッカ賞を授与された。リノ・ブロッカ賞とは、フィリピン映画を世界に知らしめ、1991年に他界した巨匠リノ・ブロッカ監督の栄誉を称えるため創設されたもの。終身監督賞の授与とともに、リー監督には「ムービー・ゴッド(映画の神様)」の称号も贈られた。

 現地で賞を受け取ったリー監督は、マニラで映画ロケを行う考えがあることを明らかにした。世界が注目する最新作は、ボクシングをテーマにした3D映画。モハメド・アリとジョン・フレージャーという宿命のライバルにスポットを当て、1975年にフィリピンで行われたタイトルマッチ15回戦の場面も描かれるため、今回のフィリピン入りは映画の準備も兼ねたものと思われる。

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